本気試乗会 in 幕張


4台のそれぞれチューニングの仕方の違うGT−Rを乗り比べてみました。



まず400Rを運転してみました。

400Rは2.8リッターにノーマルタービンのアクチュエーター調整で1.1キロと言うことですが1.0キロしかかかってないみたいでした。しかし2.8リッターのトルクはすぐに体感できました。低中速が想像どうりもりもりです。ただその分上でのパンチが物足りないような感じです。スムーズな加速なので知らない間に結構スピードが出てる感じですね。コンピューターはニスモのが入ってるみたいなのでとりあえず1.2までブーストを上げればもっと速くなるのでは。できればLMタービンに換えて1.4ぐらいかければ扱いやすくて速い車の出来上がりですね。オーナーやる気になってました(笑)



R33ブーストアップに乗ってみました。

ノーマルタービンブースト1.2キロでコンピューターはノーマルのリミッターカットです。CPU換えてないので燃調薄いのか?結構速いです。壊れっかも!(爆)。1.0キロと1.2キロの差がそのまま現れてる感じでノーマル400Rより速いです。しかしタービン交換車に乗ったオーナーはすでにタービン交換やる気になってました。



TO4Rに乗ってみました。

T78より一回り小さいTO4Rです。思ってたとうりT78よりさらに下から使えるタービンでした。その分高回転でのパンチはなく早めのシフトアップのほうが速そうです。中速域のレスポンスはノーマルと同じぐらいあるので、びっくりしました。エアフロレスの仕様も貢献してるとおもうけど、T78だと5500回転は回ってないとだめだけどTO4Rは4500回転ぐらいで十分なのでC1やミニサーキットではかなり速いでしょう。湾岸バトルでは300キロまで出すバトルなら辛いけど270キロぐらいまでのバトルならかなり速いでしょう。オールマイティーにこなせるお勧め仕様かも?。



T78自分のです。

T88と比べると下から使えるタービンだなーと思ってたけど、TO4Rに乗った後だとなんて高回転寄りのタービンなんだ!と思う(笑)。たしかに7000回転辺りでは100馬力ぐらい違うけどずっと高回転をキープして走らないと負けそーです。でもT88だともっと高回転寄りになるわけで、それよりは走りやすいという中間の仕様か?しかしそんな単純な世界じゃなく奥が深いのがチューニングです。CPU、吸排気、点火系、オイル、燃料、ボディー、足、などなど複雑に絡み合っているので、何が絶対とは言えないと思います。ただこれだけは言えます。チューニングはおもしろい!


あとがき

今回いろいろ乗ってみてGT−Rはチューニングの仕方によってぜんぜん違うタイプの車になると実感しました。みなさんも機会があれば乗り比べてみると面白いですよ。

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